祖母への肩たたき

まだ幼かった頃の出来事で、毎日自家製の野菜を育てている畑で働いていた祖母に対して肩たたきを行っていた記憶があります。

既に70歳を超える高齢でしたが、休むことなく働くので疲労がたまったのでしょう。たまたま、畑の周辺で遊んでいた私を呼んで肩たたきを頼んできました。

その時が初めての肩たたきでしたが、祖母はまだ力も弱く要領も良くないだろう私の肩たたきを本当に気持ちよさそうに受けてくれていました。

それでも、やはり不安だった幼い私は頻繁に上記の言葉を口にしたものです。

それから度々頼まれるようになりましたが、私も思春期に入りあまり祖母に近づかなくなり、その内体調を崩して入院・そのまま息を引き取ってしまいました。

その時は思春期であること等関係なく悲しかった事を覚えていますが、肩たたきについて思い返すことなどありませんでした。

ですが、成人して仕事に追われ体の節々が痛く感じてきたここ最近になってふと思ったのです。

まだそれなりに若い自分がこれだけ体の痛みを感じるのだから、倍以上の年齢だった祖母はどれだけの痛みだったのだろう…と。

後悔は、字のごとく後からやってくるものですが、もう少しだけでも祖母のそばにいられなかったのだろうかと今になって思います。

また、腰痛対策にスポーツストレッチと筋力アップがいいと聞いて、綱島で整体を兼ねてスポーツセンターに通いましたが、そこで行われている加圧トレーニングは高齢者でも効率的に衰えた筋力を回復できると聞いて、祖母が生きていたときにこの技術があったらなあと思いました。

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