スピーチでの緊張

20代の頃はとてもあがり症でした。道で友達にあったりして話しをする時は大丈夫なのですが、きちっとしたテーブル席だともう緊張してしまい、私に話しをふらないで欲しいと思ったものでした。

独身の頃はそういう自分が嫌いで、しまいには自分は対人恐怖症なんだと思い込むようになってしまいました。

それでそういう人達が自分に自信をつける為に、同じ症状の人達が集まって皆の前で話す練習をするという場所へ半年位通いました。

そこでは順番にマイクを持って話すのですが、スピーチで緊張して震えてくる自分がわかるのです。

それでも普段は普通の人と変わることもなく過ごせていました。

結婚して子供が生まれてからも、改まった席が用意されている場所へは行きたくありませんでした。

特に保護者会に出なければならない時等は、当てられたらどうしようと思うと参加したくありませんでした。それでいつも目立たない後ろの席に座り、先生と目を合わせないようにうつむいていました。

子供が大きくなってからある講座に参加した時のことですが、進行係の人に上がり症なのでと言うと、その人に誰も人の話を真剣に聞いていないんだから大丈夫よと言われた言葉が心にストンと入ったのです。

そうか人の事なんか気にしていないんだと思えるようになりました。年齢と共に少しずつ苦手意識も薄らいできて、今ではあがり症で悩んでいた事が嘘のようです。

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