私は以前電気工事会社の鉄道関係の電気工事の下請け企業に勤めていました。
下請けというと小さな工務店のような会社を想像するかもしれませんが、自社ビルを保有しており、建設業許可 東京で取得していますので、都内である程度の大規模な規模の工事も自社で受注する能力がある会社です。
電気工事は、建物の構造によって施工方法が異なるため、現場代理人が多く担当する、建物によって自ずと、下請け会社が決まってきます。
私は、新幹線の車両を点検・整備する工場が担当だったため、鉄骨の建物の電気工事が得意な同じ下請け会社と10年一緒に仕事をしています。
又会社にJRや鉄道建設公団の電気設計部OBがいて現在では、以前部下であった者が設計・予算を担当しているため、落札金額等を聞き出して落札するので同業者と競争する事なく、高値で落札するので、現場を担当する現場代理人も、余裕を持った工事が出来て自信が持てる完璧な電気設備を完成させる事が出来ます。
今、ニュースで騒がれている横浜のマンション基礎杭工事は民間工事のため、諸経費は削られギリッギリの金額で杭打ち工事を行ったための結果です。
安いからと言って工事を断るとゼネコンから二度と工事の見積依頼が来なくなるので民間工事の下請け会社は、大変です。旭化成建材さんには、出来ることなら官公庁工事に食い込むことを勧めます。